大分市の学習塾夢進学塾kanaL、福山です。

各高校で来週から学年末テストが始まります。
前回は数Ⅲについて書きました。理系高校生は一度目を通してください。
以下のリンクからどうぞ↓↓

「高校生学年末テスト対策 数Ⅲはココが大事!」

今回は化学です。
大分上野丘高校は有機が、大分舞鶴高校は無機がテスト範囲です。

有機化学・無機化学の分野は高校化学の主役です。特に有機化学は奥が深く、のめり込んでしまう生徒も多くいます。どちらにせよ、今回の化学も点数はやった量に比例」します。得意不得意で大きな差を生むテストになるでしょう。

対策をしていく中で多くの高校生が、
「覚えるの多くね・・・??」
「どのように対策をすればいいか分からない」
「何からしていけば良いのか分からない」

こういった疑問を持ちます。
今日は何をしていくか困った時の突破口になるよう、勉強のコツをお知らせします。

”無機化学”の確認

無機化学のポイントは
「性質・量・色・反応」です。

無機化学は単独での反応で話が終わることが多い分野です。その分、その物質がどのような性質を持つのか、どんな色をしているのか、発生方法といった問題が多くなりますね

例えば、ハロゲン化水素
フッ化水素(HF)
塩化水素(HCl)
臭化水素(HBr)
ヨウ化水素(HI)

・この中で弱酸なのは?
・極性の強さは?
・ガラスを溶かす(腐食)作用のあるものは?
・生成の際、水素と激しく反応するものは?
・水との反応は?
・ハロゲンの色は?

各物質についての細かい知識が必要となります。

この場合は、1つ1つ物質をまとめていく勉強が有効になります。はがきサイズの暗記カードに1つ1つまとめてファイリングするのも良いですね。

また、金属イオンの反応の分野では、反応と色がよく問われます。
深青色という文字を見て「深青色」と覚えるのではなく、こういったものは資料集を有効に利用しましょう。実際の色を見て覚えるのと、字面だけで覚えるのとでは覚え易さがうんと変わります。

”有機化学”の確認

有機化学のポイントは「反応・性質・リンク付け」です。

まずは、
メチル基やエチル基といった炭化水素基、ヒドロキシ基やカルボキシ基といった官能基を覚えましょう。そのあとは、脂肪族の系統図を用意して、とにかくそれに自分なりの要点を書き込みましょう。それを暗記し、何度も見返しましょう。
加えて、
反応の際は実際に構造式を書いて、「実際にどことどこが変化して反応するのか」を確認していきましょう。単なる暗記よりも実際に自分で物質をいじった方がおぼえます。

有機においては無機以上に押さえるべきポイントがたくさんあります。

量に圧倒されずに取り組み続けてください。継続は加速度に繋がります。

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