夏の受験勉強は目標を明確にする
どの科目&単元を克服するのか?
どの出題形式で得点を伸ばすか?
伸ばすためには何が必要なのか?
原因は勉強不足か練習不足か?

現在、志望校合格レベルまで
・あと何点必要なのか?
・科目毎に何点伸ばすのか?
・そのために具体的に何をする?
・それに必要な日数と時間数は?
これら4つの問いに「即答」できれば、もうこの夏の受験勉強は成功したも同然。

例えば、
「問題集を1冊仕上げる」なんてのは、得意科目で更に得点を伸ばすために「総仕上げ」としてすると効果が出る。苦手克服のためにすることではない。

得点不足の原因が
「暗記不足」なら、まず暗記の完成を優先させよう。暗記のコツは「OUT PUT」と「タイマー活用」。ピラミッド式で進めると短時間で効率的に仕上がる。
「練習不足」なら、その出題形式だけを重点的に反復練習する。普段の勉強が「分かった」で終わっていないか?「できる」→「解ける」→「書ける」まで反復する必要がある。「できるまで繰り返す」は間違い。「常に書ける」まで繰り返すのが夏の勉強の中心。これができるのは夏まで。秋以降は時間的に無理になる。

特に国語や英語の長文読解問題は自習&自己採点ではなく、指導者の監視下で制限時間付きで解いて、採点指導してもらうこと。(特に記述&作文問題)

理科計算問題、数学証明問題、地歴公民の記述問題が苦手なら、やはり自習&自己採点で終わるのは避けたい。