(多分)2021年から
始まる共通テスト。

超長期休校によって、
当初の計画から
大きく変わりますね。

約3か月もの休みが続き、
3か月分の授業の遅れが
生まれました。

しかしながら、
今のところ政府から
特段の発表等なく
入試は予定通り
1月16・17日に実施
されるようです。

土曜登校や
夏休み縮小といっても、

そもそも高3生にとって
土曜登校や、夏休み短縮は
例年通りですよね。

模試も毎週末行われ、
他の学年よりも
登校日が多いのは
いつもと変わりません。

そこで、
やはりネックなのが、
地歴などの社会と、
物理化学などの理科です。

これらの科目は
ただでさえ入試ギリギリの時期に
やっと授業が終わるんですね。

共通テストに向けた
予想問題演習等の対策が
遅れるのは目に見えています。

5/22現在、
入試に関しての報道はなし。

学校によっては
高2までに高校3年分の勉強が
終わります。
私立の一貫校の中には
高1で終わる学校もあります。

大学入試は全国入試ですから、
やはり、
やってる子はやっているんです

大学入試改革は、
勉強のやる気がある子を
大学に入れるための施策
ですから、
結局はやったもん勝ちです。

ここで、特に今年の大学入試対策で大切なことは、入試日から逆算することです。そして、「やるべきことと現状の整理」「やり方」です。

この「逆算」「整理」は入試の世界では毎年何度も言われていることですが、今年は特に大切です。例年、過去問演習は秋口から行う受験生が多いですが今年はどうでしょうか?

(1)現状の整理・やるべきことの整理
①今年は、休校3か月の遅れを取り戻すのに追われる
②夏休みの短縮→自分の思う勉強時間がとれない
③入試までに授業が終わるか分からない
④秋は模試が多い
⑤過去問は各教科最低20年分は解く
⑥過去問3回は繰り返したい
⑦日本史の人物整理をしたいなど

(2)やり方
①過去問演習等新しい問題を解くのは12月まで
②1月はこれまで解いた問題・内容の最終確認など

これらをもとに逆算すると、思っている以上に時間がないと思いませんか?先延ばしにしてしまうと過去問演習・予想問題演習は消化不良やそもそも取り組めないという可能性もあります。
だから、過去問演習は例年よりも早めて行う必要があります。

むしろ、共通テストでしか使わない科目は、もう今すぐ共通対策で過去問演習を始めた方が良いです。

また、繰り返しを考えて、今始めると7月ごろには1週目を9~10月ごろまでに2週目を終わらせておく必要がありそうです。こうした、いつまでに終わらせるという期日まで逆算で出して考えていきましょう。

過去問を解き始める際の
「コツ」と「やり方」
知っていますか。

当たり前ですが、受験は早く受験勉強を始めたモン勝ちです。