毎年恒例の「今年の漢字」が発表され、いよいよ2019年が終わります。年が明けると、いよいよ受験は本格化します。

受験は合格・不合格の2択です。

もちろん不合格が悪いわけではありません。
不合格から学べることがあり、後の人生に大きな良い影響を与えることがあります。順調に合格した人以上に大きな成長を感じられるということもあります。

とはいえ、できることなら「合格させたい」と願うのが親心ですね。
当然、私たちも生徒たちを何とか合格させたいと無休で行動し、必要なサポートをします。

しかし近年は、より少ない労力で成績を上げさせたいという「コスパ」「効率」にこだわりすぎる保護者がグンと増えています。

次のワードをお子さんに頻発しているなら要注意。

”塾はお金がかかるから受験の夏になってから” →コスパ重視
”効率のいい勉強”、”やり方” →効率重視

他の事に置き換えて考えてみてください。
コスパや効率を考えて、毎日、毎食インスタント食品&サプリメントで生活しますかね?

絶対にしませんよね?
家族のことを考えて、時間を掛けて、ご飯を作りますよね?
少し高くても、レシピに載っているその食材を買いますよね?

毎日毎食ご飯を作り、それを何年も続けることで、お母さんは「効率良く」料理ができるようになり、安い食材を組み合わせて、より美味しい料理を作れるようになりますよね。

こうではないですか?

効率・コスパの前に、まずは量をこなす習慣です

量をこなすからこそ、効率も分かるようになります。
量を解く習慣のない子に「やり方」を教えても、反復しないので、身に付きません。

入試必勝法は「早く動くこと」です。

中1・高1、入試はまだ先だと高を括っていては、痛い目にあいます。
中2・高2、もう動き出さないと手遅れです。

勉強をする環境に早く身を置かせて、わが子の「基準値」を必要なレベルにまで高めましょう。

「早く行動を開始する」
これが不安&後悔を消します。