こんにちは、大分市の夢進学塾kanaL、福山です。
伸びない理系の子の勉強の仕方で、
よくある「カン違い」あります。
単に「甘い」だけですが…。
理系の伸びない生徒が
よく言うコレです。↓
文系科目で足りない分を
理系科目で取り返す…
志望校に届かない理系の生徒の
カン違い(≒逃げ)ですね。
なぜカン違いなのかは
↓ですぐに分かりますよ。
共通テストの配点を
確認するんです。
共通テストの
各科目の配点はこうです。
↓↓↓
理系 | 文系 | |
国語 | 200点 | |
数学 | 200点 | |
英語 | 200点 | |
社会 | 100点 | 200点 |
理科 | 200点 | 100点 |
合計 | 900点 | 900点 |
そして、科目の文理比率は
こうです。↓
理系生徒 | 文系生徒 | |
理系科目 | 400点 | 300点 |
文系科目 | 500点 | 600点 |
このように、
共通テストにおいては
理系でも文系でも
文系科目の比率の方が高い
ことを親子で確認すべきです。
文系科目で足りない1割を
理系科目で補填する
なんてのは非常に困難です。
例えば、
同じ1割でも1割の重みが違います。
理系科目の1割は
400点×0.1=40点
しかし、
文系科目の1割は
500点×0.1=50点
これが2割分3割…となれば、
志望校変更に繋がります。
理系は理科・数学で差がつかない
とよく言われますが、
その理由が↑で分かりますね。
共通テストで
理系の子に差がつくのは、
後回しにしがちな
国語と社会です。
もちろん国立大学2次試験では、理系は数学理科が必要ですので、国立大学2次試験で合格点が取れるだけの力をつけておくことは絶対必要です。
しかし、国立大学で第1志望校の2次試験という「土俵」に上がれるかどうかを決める共通テストで、「理系だから…」とか「文系だから…」というおバカな甘えや言い訳は100%無意味です。理系科目と文系科目の間に優劣(優先順位)をつけているなら、今この瞬間に改善し(させ)ましょう。そもそもこの優先順位は「やりたくない」ことを避けているだけですからね。
やりたいことをやるためには
やるべきことがあります。
ものの道理ですね…。