高校生の指導を指導をしている人の誰もが最終的に導き出す答え

やるべきことをしっかりとやっていれば、国立大学に合格できる

高校生にもなると、いい意味でも悪い意味でも世の中が見えるようになり、“サボり方”や“ズルさ”を身に着けます。もちろんこれは、成長ではあるので、全面的に悪いことではありません。
課題が多すぎてこなせない時には、せめて提出には間に合わせようと、答えを見て小細工をしますよね。ひとまず、提出期限に間に合わせるというのも大切な「勉強」です。

しかし、これが度を越すと“悪”になるのですね。
課されたものすべてが「作業」になってしまっては、身につくものも身に付きません。

勉強への優先順位を下げ、後回しにしてしまったり、楽を選択するばかりでは、落ちこぼれるのも当然です。

しかし一方で、
これを指摘すると、「いや、自分はやってる!」と主張する人がいます。
最も成績が伸びないタイプの人ですね。そんな人は、その「中身」を考えてみてください。

例えば、「数学の問題を1時間かけて解いた。」
こういう発言をしているようでは、成績アップは永遠にありません。

数学の問題1つに1時間もかけてやっていたら入試では間に合いません。
まして、1時間考えて解けていないとなれば、内容も進歩も「ゼロ」ですね。こんなカン違い勉強は時間の浪費&無駄です。明日に備えて寝た方がよっぽど良いです。

高校生の勉強では、
勉強時間で勉強量を測るのはナンセンスです。勉強時間ではなく、解いた問題の数、繰り返し解き直した数、そして解けるようになった問題の数で勉強量を測るんです

あなたは1時間で何問の問題をこなせていますか?