大分市の大分上野丘高校・難関国立大学受験専門の夢進学塾kanaL、福山です。国語長文読解講座・大分上野丘高校合格1:1個人指導・国立大学合格1:1個人指導実施中です。

6月4日5日、県内ほとんどの高校で3年生はマーク模試を受けました。
・自己採点の結果はどうですか?
・難しかったですか?
・目標点は取れましたか?
・マークミスはしませんでしたか?

模試は受ける前よりも受けた後の方が重要です・・・

点数が良かった悪かったと一喜一憂して終わるだけでは、模試を受けた意味がありません。

受けた当日の終了直後に
やり直しを開始しましょう。

解説を見てやり直すときには、

①全くわからない(次も解ける気がしない)
②案外この問題なら解けたな
③〇〇を忘れていた・・・

これらを意識して振り分けます。

①全くわからない(次も解ける気がしない)
→こういう問題は、その時1回のやり直しだけで解けるようにはなりません。普段から見返すようにする“反復ノート”を作成し、それに書き込みましょう。「いつでもすぐに」見返せる環境を作っておけば、その考え方・解き方が身近なものになり、いつでも正答が書けるようになります。その場ですぐに対応しけれないものは、時間と回数を味方にするのです。

②案外この問題なら解けたな
何が原因でミスしたのか、どこに気づけば解けたのかを“分析ノート”に残しましょう。これは模試の問題に書くだけではダメです。やり直しの後、その模試の問題を開くことはありません。共通テスト直前で開く人はいるかもしれませんが、それでは効果ゼロです。こういう問題での失点はいわゆる、あなたの思考方法(思考の流れ)、クセ(性格)のようなものです。
考え方、クセを直すのには「回数」を要します。1度や2度の振り返りでは直りませんから、テストの度に、模試の度に、問題を解く度に、テスト勉強を始める度にすぐにパラッと見返せるように、新しく“分析ノート”を作り、抜き出します。

③〇〇を忘れていた・・・
→これも別の新しいノートに抜き出します。このノートの名前は“テストや模試直前に見る用ノート”。「完璧に忘れていた!」という事項は、次の模試や本番の入試のために1冊のノートにまとめておき、いつでもすぐに何回でも「引っぱり出せる」ようにします。

「どう頑張っても頭に入らず、覚えておくことが出来ない」ものがありますね。「似たようなものばかりでごちゃごちゃして区別がしにくい」とか。そういうものを一式ピックアップして、テスト前に必ず見ることを習慣化するわけです。

ただ単に、解きなおして終わりではなく、こういった3種類のノートを作っておけるのが模試の後、すぐ直後です。

この積み立ては、共通テストで必ず役に立つ、あなただけの最強の参考書、虎の巻です。