大分市の大分上野丘高校・難関国立大学受験専門の夢進学塾kanaLの福山です。国語長文読解講座実施中です。

小学5年生になると、そこからはあっという間に時間が過ぎ、6年生になり、中学生になります。

高学年になる際に「絶対にやっておくべきこと」は、学校の宿題や勉強に対しては、しっかりと「勉強時間を確保する習慣を身につけさせてください」ということです。

よく、会話で、
A:ウチの子は何も言わなくても勉強をするよ~
B:○○くん(ちゃん)は勉強が好きなのね~ 手がかからなくてうらやましい。
こんな会話を聞きます。

しかし、考えてみてください。
実際、勉強が好きで勉強をする子は少数です。
kanaLのブログをご覧のお父さんお母さんも、そもそも勉強はお好きでしたか?
今でも中学や高校の頃のように勉強を続けていますか?
毎週3冊は本を読んでいるとか、何かの資格取得に向けて勉強をしているとか、今の自分のスキル向上を目指して、何か行動を起こして学んでますか?

医療系の職種についている方など、仕事の性質上、常に学ばなければいけないという人はいるかもしれませんが、そうでもなければ、大人になっても勉強をしている人は少数だと思います。

これは以下に分類されます。
①勉強が好きで勉強をする人
②勉強が好きで勉強をしない人
③勉強が嫌いで勉強する人
④勉強が嫌いで勉強をしない人

①は問題ありませんね。
やるべきことを間違えないように、進むべき方向性さえ注意しておけば、放っておいても、学生なら成績は最上位層にいるでしょう。しかし、何度も言いますが、このタイプの子は少ないです。

②は環境次第でどっちにも転びますね。
このタイプだと勉強を嫌がることはないでしょうから、周りが勉強をしているという環境に身を置くことができれば大丈夫ですが、周りが遊ぶ環境であれば、勉強をしないので、ある意味宝の持ち腐れのようなものです。

③世の中の半分くらいがこのタイプに分類されると思います。
周りに流されやすいのと、比較的マイペースな子が多いので、要領のいい子は上の下の成績です。このタイプも②同様に環境は重要になります。周りがどれくらい勉強をするかによって変わります。周りが勉強をしなくても、宿題といった最低限の勉強はコツコツやります。一方、勉強をする子が周りに多くなると、同様に多くやるようになります。

④これが非常に大変です。
現在成績の二極化が進んで、このタイプの子は徐々に増えてきているように感じます。(コロナによる超長期の休校により二極化はイッキに拡大しました)
しかし、これは家庭環境を変えることで、改善する場合があります。
子供が勉強そっちのけで、ゲームをしている保護者さまの対応はどうでしょうか?
声掛けはするものの、言っても聞かないからとあきらめてはいますね?
これは、勉強そっちのけでゲームをすることを許してしまっていることと何ら変わりません。だから、そこは一切引いてはいけません。やらなければいけないことは先にやらなければいけないということを教えなければいけません。
「やりたいことをやるなら、やるべきこともやれ」と言い続けて下さい。
そうしないと、勉強をしないからテストで点数が取れない、テストで点数が取れないから、勉強はもっと嫌いになって余計やらなくなるといったように負の連鎖から抜け出せなくなります。

小5はまだしっかりと接すれば、親の言うことを聞く年齢です。
すぐに、アプローチを変えていきましょう。

宿題が終わればそれでOK

最悪です。大NGですよ。