9/末から各中高で
中間・実力テストが始まる。

特に定期テストで
テスト勉強をカン違いしている子

が多い。

終わりと始まり
テスト範囲表にある教科書・ワーク・配布プリント類に「ひと通り」取り組んで正答を朱書きしたら、それで「テスト勉強終了」と思っている子がいる。

「ひと通り」解いたら、ここからがテスト勉強の始まり。「ひと通り」解き終えたら、どの科目の、どの単元が弱いのかが分かる。テスト勉強の時間配分が出来る。テスト勉強の計画表はこの時点で立てるのが正しい。「ひと通り」解くのはテスト勉強開始のための準備で、やっとスタートラインに立っただけ…。

範囲発表前でも
科目毎のテスト範囲は、ほぼ予想できる。テスト範囲が発表されるまでに教科書・ワーク・配布プリント類を終わらせておかないと「計画表」を埋めることが当然できない。

テスト勉強とは、テスト当日の朝までに「弱点克服」を完成させることだ。

成績を伸ばすための
テスト勉強はこう進める

↓↓↓

(範囲発表日までに)
・教科書
・学校ワーク
・学校配布プリント類を
ひと通り解く


(範囲発表日に)
上記内容をもとにして
範囲表と照合して弱点を把握
時間配分を考えて計画表作成


テスト勉強即開始
(ここがスタートライン)

(テスト当日朝まで)
弱点克服中心に全範囲を5回転

<注1>
既に範囲が発表されているのに、まだ「ひと通り」終わっていない人は、この週末金土日で1度全部解くこと。弱点が分からないままで効果的なテスト勉強は出来ないので…。

<注2>
「ひと通り」の段階は弱点の発見&把握が目的。ここでショボい「調べ学習」などやってはダメ。テスト全範囲をイッキに解くこと。そうしないと「何が分からないのか?」「何を覚えきれていないのか?」が分からなくなってしまう。

<注3>
テスト勉強は時間量ではなく回転数。テスト当日朝までに勉強を「何時間したか?」ではなく、「何回転したか?」で決まる。1日中勉強するのが当たり前。そもそもテスト前に「勉強しろ」と言われているようでは「結果」など1ミクロンも出ない。大会直前に「練習しろ」と言われるような部活が勝てるか?

分からない(スタート)
✖分かる(まだ)
✖解ける(まだまだ)
✖書けた(もう1回)
〇いつでも書ける(これがゴール)

勉強と部活は同じだ。